LITERARY LOCATIONS PILGRIMAGE #2
紫式部『源氏物語』ゆかりの大津をめぐる
千年のときを超え、紫式部と心つながる旅へ
紫式部は石山寺からびわ湖に映る月をみて、世界最古の長編小説『源氏物語』を書き始めたと伝わっています。
紫式部をはじめ、多くの平安貴族が訪れたまち「大津」にはゆかりの地や見どころがたくさん!いにしえの物語を感じる、おすすめスポットを特集します!
石山寺
物語づくりを命じられた紫式部が訪れ、滞在中にびわ湖に映る満月を見て『源氏物語』を起筆したという伝説がある石山寺。本堂(国宝)には紫式部が筆を執ったとされる『源氏の間』があります。
三井寺(園城寺)
藤原道長が深く信仰したことでも知られる『三井寺』。道長が奉納したと伝わる弥勒菩薩(秘仏)は国宝の金堂に祀られています。紫式部の父・藤原為時が70歳を過ぎて三井寺で出家し、おじの康延(こうえん)と異母兄弟の定暹(じょうせん)はこの寺の僧侶でした。
『紫式部と三井寺』
三井寺の所蔵品のなかから、紫式部に関連する品が初公開されています。
【開催期間】
前期 2024.1.29(月)~2024.7.31(水)
後期 2024.10.1(火)~2025.1.31(金)
【場所】本堂 金堂(国宝)
【料金】無料(入山料は必要)
大津市歴史博物館
三井寺から徒歩すぐの大津市歴史博物館では、特集展示『源氏物語と大津』を開催中。紫式部や源氏物語と大津の関わりを様々なコンテンツで展示。エントランスでは体験型デジタルコンテンツや、石山寺にある「源氏の間」を再現したフォトスポットもあり、源氏物語の世界を楽しく知ることができます。
比叡山延暦寺
源氏物語に登場する<横川の僧都>のモデルは、比叡山延暦寺の僧侶・恵心僧都源信といわれています。
浮御堂
近江八景「堅田の落雁」で有名な浮御堂は、<横川の僧都>のモデルとされる源信が、びわ湖上の安全と人々の救済を願い建立したとされています。湖中に浮かぶお堂の景観の素晴らしさは、近世の文化人からも愛されました。
INFORMATION
住所 | 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1 |
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駐車場 | 普通車140台、大型車数台(有料) |
営業時間 | 8:00~16:30 |
定休日 | 無休 |
料金 | 600円(30名以上500円) |
URL | http://www.ishiyamadera.or.jp/ |
場所 | 石山寺境内 明王院(滋賀県大津市石山寺1−1−1) |
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開催期間 | 2024年1月29日(月)~2025年1月31日(金) |
休館日 | 期間中は原則無休 ※リニューアル作業のため7月17日(水)は休館(石山寺は通常通り入山可能) |
開館時間 | 9:00〜17:00(最終入場16:30) |
特設サイト | https://otsu-murasakishikibu.jp/ |
主催 | 大津市大河ドラマ「光る君へ」活用推進協議会 |
住所 | 〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246 |
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駐車場 | 普通車350台・大型車30台(有料) |
営業時間 | 9:00~16:30 |
料金 | 大人600円(30名以上550円) |
URL | http://www.shiga-miidera.or.jp/ |
住所 | 〒520-0037大津市御陵町2-2 |
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開館時間 | 9時から17時まで(※入場16時30分まで) |
料金 | 特集展示『源氏物語と大津』は常設展示観覧料でご覧いただけます(一般 330円) |
公式サイト | https://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/ |
住所 | 〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220 |
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営業時間 | 東塔地域 9:00~16:00 西塔・横川地域 12~2月 9:30~16:00 3~11月 9:00~16:00 |
料金 | 大人1,000円(団体20名~ 800円)※三塔共通券 |
URL | http://www.hieizan.or.jp/ |
住所 | 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田1-16-18 |
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営業時間 | 8:00~17:00(12月のみ~16:30) |
定休日 | 無休 |
料金 | 300円(30名以上280円) |