Trip Ideas Autumn #3

『百人一首』ゆかりの地めぐり

南部・中部/石山寺・逢坂の関

ドラマや映画でも人気の『百人一首』ゆかりの地を巡ろう!

競技かるたの名人位・クイーン位戦や高校選手権大会が開催される大津には 百人一首 ゆかりの場所がたくさん!
歌や歌人のエピソードを辿りながら実際にゆかりの地を巡って、百人一首の世界を身近に感じて。

8:30
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百人一首57番 紫式部 ゆかりのお寺『石山寺』

百人一首第57番「廻りあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな」を詠んだ紫式部は、ここ石山寺で「源氏物語」の着想を得て物語を書き始めたとして知られています。石山寺のご本尊は如意輪観世音菩薩で、この世での幸せへの願いを聞いてくれる仏さまとして信仰を集め、当時の都の貴族たちの間では「石山詣」が大変人気だったとか。

■ 石山寺
住所 〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1-1-1
駐車場 普通車140台、大型車数台(有料)
営業時間 8:00~16:30
定休日 無休
料金 600円(30名以上500円)
URL http://www.ishiyamadera.or.jp/

移動時間: 車で約20分

10:30
02

百人一首第10番 蝉丸 ゆかりの神社『関蝉丸神社』

「これや此の 行くも帰るも 別かれては 知るも知らぬも 逢坂の関」の歌で知られる蝉丸。謎の多い人物で、醍醐天皇第四皇子でありながら、盲目であったため逢坂山に捨てられ、逢坂関の近くに庵を結んだと言われています。江戸時代、芸能の祖神として絶大な信仰を集めた蝉丸。関蝉丸神社では、音曲芸能の祖神として蝉丸公を祀っています。

■ 関蝉丸神社
住所 〒520-0054 滋賀県大津市逢坂1-15-6
URL http://semimaru.ehoh.net/index.html

移動時間: 車で約4分

11:00
03

百人一首第62番 清少納言の歌に詠まれた『逢坂関』

清少納言の和歌「夜をこめて 鳥のそら音は はかるとも 世に逢坂の 関はゆるさじ」にも詠まれた「逢坂関」。京の都から近江(滋賀)に向かう途中にあり、古くから交通の要衝であった場所です。多くの和歌にも詠まれ、『源氏物語』の「関屋」の巻にも登場し、出会いと別れの地として描かれてきました。

■ 逢坂山関趾碑

移動時間: 徒歩すぐ

11:30
04

逢坂山「かねよのうなぎ」でご昼食

逢坂の関趾を訪ねたなら、ぜひ明治5年創業より伝統の味を守り続け、手間暇惜しまず焼き上げた香ばしい蒲焼をご提供している「逢坂山かねよ」でご昼食を。皮は香ばしく身はふんわりと焼き上げた鰻の濃厚な旨味をご堪能下さい。

■ 逢坂山かねよ
住所 大津市大谷町23-15 
駐車場 約50台
営業時間 午前11時~午後8時30分(L.O午後8時)
定休日 本店/木曜日
レストラン/火曜日
各店共不定休有
料金 きんし丼¥2,700円(税抜き)~
予約 本店個室のみご予約可 向いのレストランは予約なし
URL http://www.kaneyo.in

移動時間: 車で約15分

13:00
05

百人一首第1番 天智天皇をご祭神とする『近江神宮』

「秋の田の かりほの庵の とまをあらみ 我が衣手は 露にぬれつつ」を詠んだ天智天皇をご祭神とする『近江神宮』をお参り。
「あきのたの~」の歌は、秋に実った稲穂を収穫前に鳥や獣から守ろうと、粗末な仮小屋で夜露に濡れながら見張りをする農民を歌ったものだそう。
近江神宮境内からは秋の爽やかな風が吹き抜ける雄大なびわ湖を見渡すことができます。

■ 近江神宮
住所 〒520-0015 滋賀県大津市神宮町1-1
駐車場 普通車150台・大型車数台
※12/31夜~1/5のみ有料(普通車500円)
営業時間 9:00~16:30(時計館宝物館9:30~)
定休日 無休(時計館宝物館は月曜 ※祝除く)
料金 時計館宝物館入館料 300円
URL http://oumijingu.org/

移動時間: 徒歩すぐ

14:00
06

近江勧学館を訪ねて

競技かるた名人位・クイーン位戦が行われる「かるたの殿堂」近江勧学館では、漫画「ちはやふる」やおおつ光ルくんグッズはじめ、かるたグッズが揃っています。公式戦で使われるかるた札でできたかるたみくじや、勧学館限定の「ちはやふる」クリアファイルなど、ここでしか手に入らない限定グッズも。映画のロケ地となったこともあり、キャストのサインなども掲示されています。

■ 近江勧学館
住所 滋賀県大津市神宮町1番1号
URL https://tendizaidan.jp/