あお若葉もみじの競演/総本山「三井寺」・大本山「石山寺」

あお若葉もみじの息吹に、癒しを感じる
初夏の特別公開

 

 

石山寺

今も昔も多くの信仰を集める日本有数の観音霊場「石山寺」。
紫式部が『源氏物語』の着想を得た寺と言われており、『枕草子』『蜻蛉日記』『更科日記』などの文学作品に登場するなど、平安王朝文学の開花の舞台となりました。学問の寺として絵画・聖教・典籍など数多くの歴史的な寺宝を有します。

 

 特別公開 
光堂の三尊特別公開
4月27日(土)~5月19日(日)
この時期だけ特別に公開される光堂の特別拝観。光堂本尊の阿弥陀如来坐像(鎌倉時代)、旧多宝塔の本尊と伝わる大日如来坐像(平安時代・重文)淀殿寄進による如意輪観音半跏像(桃山時代)にお参りしていただけます。

時間:9時~16時(最終入堂15時30分)
場所:光堂
拝観料:拝観料無料(別途入山料要)

 

 特別公開 
春季 石山寺と紫式部展
「紫式部をめぐる人々」
3月16日(土)~6月30日(日)

今年は春夏秋の3期にわたり開催される石山寺と紫式部展。春の展示は紫式部をめぐる人々・平安貴族に焦点を当て、生活や信仰、文学を中心とした展示を開催。

時間:10時~16時(最終入館15時45分)
場所:豊浄殿
拝観料:300円(別途入山料要)

 

 特別展示 
現代復刻版
「紫式部の硯」

3月16日(土)~

石山寺所蔵の紫式部が使用した硯を、製硯師 青柳貴史氏により当時の歴史考証や調査、600時間を超える彫刻時間を経て昨年秋に完成した現代版復刻の硯を特別展示。製作工程なども合わせて紹介されます。

時間:9時~16時
料金:内陣特別拝観料500円(別途入山料要)

 

 

 

 

三井寺

湖国の名勝、琵琶湖を見下ろす近江の古刹「三井寺」。
天台寺門宗の総本山。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになりました。日本を代表する「本朝四箇大寺」に数えられる大寺院。長い歴史のなかで度々戦禍を蒙りますが、その都度、復興したことから「不死鳥の寺」と呼ばれています。

 

 特別公開 
国宝・金堂内陣特別拝観
4月27日(土)~5月19日(日)
三井寺百体観音堂のすべての仏さまを国宝の金堂内陣に遷座し参拝の皆様と法縁を結んでいただきます。

時間:8時30分~16時30分(受付終了16時)
場所:金堂内陣
拝観料:500円(別途入山料要)

 

 特別公開 
智証大師円珍
関係文書典籍公開

1月29日(月)~7月31日(水)
2023年5月、三井寺が所蔵する国宝の史料群が「智証大師円珍関係文書典籍 日本・中国の文化交流史」としてユネスコの「世界記憶」に国際登録されました。今回その史料群の一部が文化財収蔵庫にて一般公開されます。

時間:8時30分~16時30分(受付終了16時)
場所:文化財収蔵庫
拝観料:300円(別途入山料要)

日時 2024年4月27日(土)~5月19日(日)
場所 総本山 三井寺
(滋賀県大津市園城寺町246)
8時~17時(最終入山16時半)
拝観料:600円
 三井寺公式ホームページ 

大本山 石山寺
(滋賀県大津市石山寺1-1-1)
9時~16時30分(最終入山16時)
入山料:600円
 石山寺公式ホームページ 

イベント概要

About this event

 

 

 石山寺 
青鬼まつり
5月19日(日)

死後も鬼となって石山寺と聖教を守り続けていると伝わる平安時代の学僧 朗澄律師の道徳を称えるお祭り青鬼まつり。東大門に建てられた大きな青鬼像の前で法要が営まれます。

 

 

 

 三井寺 
千団子祭
5月18日(土)~19日(日)

三井寺・護法善神堂の本尊である鬼子母神・護法善神立像(ごほうぜんしんりゅうぞう)の祭礼で、子どもの健やかな成長を祈願する祭りです。色とりどりの1000個の団子を供えることから「千団子祭」と呼ばれ、御開帳法要が行われます。