日本仏教の母山「比叡山」の狭間、世界的観光都市「京都」から、程近い場所位置する「大津市」は、自然と歴史の宝庫です。
母なる湖、びわ湖に寄り添うように広がる大津は、自然と歴史と人々の暮らしが調和した美しい水辺の風景の宝庫です。びわ湖の姿が一望できるびわ湖テラスや世界最大級の長さを誇るびわこ花噴水など、風光明媚なスポットがいっぱい。
百人一首の巻頭歌を詠まれた天智天皇を御祭神とする近江神宮は、かるたの聖地として競技かるた決定戦の会場となっています。また、近年では「ちはやふる」の舞台としても人気のスポットで、主人公気分が味わえる袴の着付け体験もできます。
近江神宮以外にも、三井寺の行尊や、蝉丸・清少納言・三条右大臣が歌を詠んだ逢坂の関など、大津には百人一首に縁のあるスポットが多くあります。
大津京遷都から1350年の歴史を持つ大津。最澄によって創建された、天台宗総本山の比叡山延暦寺、紫式部が源氏物語を起筆したといわれる石山寺、明智光秀の菩提寺である西教寺、松尾芭蕉がその景観を好み、墓も建つ義仲寺など、歴史上の錚々たる人物に愛された街です。
自然豊かな大津には、びわ湖でのウォータースポーツをはじめ、山・川・空を楽しむことができる多彩なアクティビティがあります。心洗われる自然体験で、大切な人とのかけがえない想い出をつくりませんか。
「美肌の湯」として親しまれているおごと温泉は、1200年の歴史を持つといわれている湯治の郷です。エリアには9つの旅館があり、それぞれの持つ雰囲気で旅の人々をもてなしています。びわ湖を望む露天風呂で旅の疲れを癒してください。
日本三大和牛の中でも最も歴史のある近江牛に代表される大津のグルメ。びわ湖に育まれた鮎やホンモロコの塩焼き、全国にファンを持つ鮒寿司、また、清冽な水から醸造される日本酒など、豊かな自然がもたらす美味・珍味に溢れています。
また、最近では大津の各レストランで提供される、近江米を使ったおおつ近江米カレーも個性に溢れて人気です。