大津市には多くの「百人一首」ゆかりの地があり、
さまざまな楽しみ方ができるのが魅力です。
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近江神宮
百人一首の巻頭歌を詠んだ天智天皇を祀る「かるたの殿堂」。鮮やかな朱印の楼門、日本で初めて時を刻んだと呼ばれる漏刻(水時計)などが見どころ。近江神宮独自のお守「ときしめす守」と「三つ目守」も、ここならではのもの。
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三井寺(園城寺)
三井寺は、百人一首の66番を詠んだ前大僧正行尊が12歳で出家し、81歳で亡くなった寺。正式名称は「長等山園城寺(おんじょうじ)」。天台寺門宗の総本山。近江八景「三井晩鐘」で知られる鐘楼をはじめ、多数の貴重な文化財は必見。春は桜、秋には紅葉を楽しむことができます。
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琵琶湖
言わずと知れた日本最大の湖。滋賀県の1/6の面積を占め、世界でも3番目に古い古代湖でもある。そのため、古くから文化面でも色濃い影響を残しており、その美しい景観は多くの文学作品に登場する。
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比叡山延暦寺
百人一首の95番を詠んだ前大僧正慈円が、10代で出家して入山し、その後天台座主を4度務めた地。天台宗の総本山で、山全体に及ぶ広大な寺域には100余りの建造物がある。1994年には世界文化遺産に登録。門前町として栄えた坂本には約50ヵ寺の里坊がある。
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逢坂の関
古くから交通の要となっていた関所で、蝉丸の詠んだ10番や、清少納言の読んだ62番の句にも登場するスポット。平成21年には逢坂の関記念公園が完成し、現在は旧東海道を旅する人々の憩いの場となっている。
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関蝉丸神社
百人一首の10番を詠んだ蝉丸を祀った神社。「蝉丸」と名の付く神社は市内に3社あり、平安時代の琵琶の名手・蝉丸命を祀る「関蝉丸神社下社」は、古くから「芸能の祖神」として崇められ、音曲芸道の上達を願う人々から信仰を集めた。