塔本シスコ展『シスコ・パラダイス』滋賀県立美術館
熊本県出身の素朴派の画家・塔本シスコ。
53歳から制作を始め、団地の四畳半をアトリエに、愛する家族や動植物、子供の頃の楽しい想い出など、日常の喜びを自由な想像力と鮮やかな色彩で生き生きと描き続け、91歳で亡くなるまでのおよそ40年間、膨大な数の作品を残しました。
本展は、その中から、およそ230点の作品を紹介する、過去最大規模の回顧展です。
シスコ作品の支持体は、キャンバスやパネルにとどまらず、空き瓶や、木箱、竹筒など多岐に渡ります。
本展では、着物やスケッチなど、多様な形態のシスコ作品が紹介されます。
2021年9月4日に世田谷美術館での開催をはじめとして、これまで熊本市現代美術館、岐阜県美術館と巡回し、最終会場となる滋賀県立美術館では、これまで各館で展示をした作品群に加え、他館には出展されなかった5点を追加展示されます。
自身の周りに生きる動植物との関わりを通して、鮮やかな色彩で、独自の世界を表現し続けたシスコ。
「私は死ぬまで絵ば描きましょうたい」と91歳で亡くなるまで絵筆を握り、制作への情熱を傾けたシスコの楽園をどうぞお楽しみください。
日時 | 2022年7月9日(土)~9月4日(日)【開館時間】9:30~17:00(入館は16:30まで)【休館日】毎週月曜日(ただし7/18(月・祝)は開館し、翌日7/19(火)休館) |
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場所 | 滋賀県立美術館 展示室3 (滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1) 交通アクセス |
問い合わせ先 | 滋賀県立美術館 TEL:077-543-2111 |
料金 | 一般 1,200円/高大生 800円/小中生 600円※身体障害者手帳等をお持ちの方は無料※同時開催中の常設展もご覧いただけます |
URL | https://www.shigamuseum.jp/ |
イベント概要
About this event
<ワークショップのご案内>
たいけんびじゅつかん
「シスコさんみたいにモノに絵日記を描こう!」
楽しかった思い出やいつもの風景を、シスコさんのように瓶やお菓子の箱などに描いてみよう!紙に描くのとは違う表情の絵日記をつくります。
日時:2022年7月24日(日)
13:00〜15:30
会場:美術館2階ワークショップルーム・展示室3
対象:小・中学生とその保護者
定員:15名
参加費:300円
※応募多数の場合は抽選。
※企画展「塔本シスコ展 シスコ・パラダイス かかずにはいられない!人生絵日記」を鑑賞いたします。
鑑賞について、ワークショップに参加されるお子様は無料、保護者の方は観覧料(団体料金1,000円)が必要です。
お申し込み等詳しくは公式ホームページをご覧ください。