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伝教大師一千二百年大遠忌記念事業『最澄と比叡山』
令和3(2021)年は、天台宗の開祖であり、日本仏教の礎を築いた伝教大師最澄が遷化して1200年の節目の年に当たります。
平安時代に生きた最澄は、「すべての人が仏になれる」という一乗の教えを生涯にわたって追求し、それを広く伝えることで人びとを幸せに導こうとしました。
最澄には、大きな願いがふたつありました。
ひとつは一乗の教えによる僧侶のための独立した授戒制度の公認、もうひとつはこの国のすべての人を救う一乗の教えを確立し広めること。
天台宗の総本山である比叡山延暦寺には、このふたつの願いの結実ともいえるお堂と宝塔があります。
この度その中の『戒壇院』と『法華総寺院東塔』が特別拝観にてご覧いただけます。
『戒壇院』は、最澄の志を受け継ぐ僧侶が、戒律を受け正式な僧侶となるための儀式が行われるお堂で、初公開となります。
また、『法華総寺院東塔』は、最澄が国土と国民を経典の力で護るため、全国六か所に建立した宝塔の中心です。
最澄の志を継ぐ堂塔を、ぜひこの機会にご覧ください。
日時 | 2021年9月12日(日)~12月12日(日) |
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場所 | 比叡山延暦寺(東塔エリア) |
アクセス | ■電車 JR「比叡山坂本」駅・京阪電車「坂本比叡山口」駅から江若バスで「ケーブル坂本」駅へ。 坂本ケーブル「ケーブル延暦寺」駅下車、徒歩約8分 交通案内 |
問い合わせ先 | 比叡山延暦寺 参拝部 TEL:077-578-0521 |
料金 | 【延暦寺諸堂巡拝料】大人 1,000円中・高校生 600円小学生 300円 |
URL | https://www.hieizan.or.jp/ |