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立木観音

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平安時代前期、瀬田川の対岸に光り輝く霊木を発見した弘法大師(こうぼうだいし)が、急流のため渡れないでいると、突然白い鹿が現れて弘法大師を背中に乗せて岩の上を跳んで渡ってくれました。このことから、この地は「鹿跳(ししとび)」と呼ばれるようになりました。そして、 川を渡って霊木の前まで来ると白い鹿は観世音菩薩に姿を変えたといいます。観音様が導いてくれたことに感激した弘法大師は、自分だけではなく全ての人々を災難からお守りいただけるよう立木のままの霊木に等身大の観音像を刻み、建立したのがこの寺の始まりといわれています。
約 800 段の石段を登ると境内があります。弘法大師が観音像を刻んだのが厄年の 42 歳であったといわれることから、以来「厄除けの観音様」や「たちきさん」と呼ばれ広く親しまれています。

住所
滋賀県大津市石山南郷町奥山1231
電話
077-537-0008
拝観時間
9:00~16:00
拝観料
無料
URL
https://www.tachikikannon.or.jp
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イベント

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